群馬県から ペペロンチーノ ロトンド

先週の金曜日、群馬県前橋の鈴木さんから宅急便が届きました。
鈴木さんはラフォンテ講師の小林先生の実家のお父様です。
中を開けると、「わ~カワイイ (#^.^#)」
出て来たのは、真っ赤な「ペペロンチーノ ロトンド」でした。
日本語に直すと「丸い唐辛子」って感じかな?
一見、チェリートマトか小さいピーマンの様に見えるのですが、軽く噛んでみるとやっぱりピカンテ(辛~い)。群馬県から ペペロンチーノ ロトンド_d0128354_2231156.jpgイタリアでは、香辛料として使う事もありますが、辛味がマイルドなので、中身をくり抜いてリピエーノ(詰め物)をしてオイル漬けにして保存することが多いようです。家庭でも作りますが、瓶詰でも売られています。
それにしても、日本ではほとんど見かけないフレッシュの「ペペロンチーノ ロトンド」が何故?群馬県から? それは、5年前に遡ります。ラフォンテで、小林先生他、数名の生徒達とトスカーナの家庭にホームステイしたのは2005年秋の事。そこは、キャンティ地区にも程近い素晴らしいロケーションでした。
その折、野菜の勉強も兼ねて、野菜や種がたくさん売っているお店に連れて行ってもらいました。小林先生はそこで、家庭菜園が好きなお父様へ何種類か種を購入し日本へ持って帰りました。(国内に種を持ち込むのはいけない事ですが(-.-;)まぁ、もう時効と言う事で・・・)その中に、「ペペロンチーノ ロトンド」の種もあった訳です。
それからお父様・・・ダメな年もあったけど、毎年、チェレンジし続けていたとの事でした。一昨年は収穫出来た事けど、昨年はダメだったとか・・・・
そして、2010年の猛暑が幸いしたのか、今年は大豊作だったんですって!(^^)!
ラフォンテにお裾分けしていただいた、こんなに可愛い姿を目の当たりにしたら、オイル漬けを作らない手はありませんよね~。っと言う事で、土曜日エキスパートコースの皆で急きょ作る事になりました。o(^-^o)(o^-^)o
下の写真は中をくり抜いて、茹でて、ツナ缶・ケッパー・アンチョビで作ったリピエーノ(詰め物)を入れたところです。
その後、保存瓶に詰めてオイル漬けにしました。
バージンオイルの香りが移った方が美味しいので、食べられるのは2週間後です。
そう、次回のレッスンのお楽しみ~っと言う事になりなりました。
(ピッタリのワインを探さないと・・・)
群馬県から ペペロンチーノ ロトンド_d0128354_1614013.jpg
 それにしても、5年かけて収穫した「ペペロンチーノ ロトンド」、イタリアの小さな種が日本の大地に根付くなんて~。なんか感動的ですねp(^^)q。
諦めないでいれば時間をかけて、「花咲き実がなる事もあるんだなぁ~」なんて、赤い実を見ながら思っていました。

鈴木さ~ん ありがとうございました。
エキスパートの生徒さん大喜びでした。
(もちろん私が一番o(^-^)o)
これからも、お待ちしております~。
by la-fonte | 2010-09-19 21:30 | 最近。。。
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