牡蠣が美味しい季節です!

 1月~2月の中級・上級コースに時々使う食材と言えば、牡蠣です。
何と言っても、秋から冬が一番美味しい季節ですから・・・
イタリアはフランスほどお馴染の食材ってわけではないのですが・・・。
でも南イタリアのプーリア州アドリア海では養殖をもされているのですよ~。
牡蠣はグリコーゲンのほか、必須アミノ酸をすべて含むタンパク質やカルシウム、亜鉛牡蠣が美味しい季節です!_d0128354_22372027.jpg
などのミネラル類をはじめ、さまざまな栄養素が多量に含まれるため、「海のミルク」とも呼ばれています。
ここまで完全に近い食品ならば、食育インストラクター1級の私としては、この季節美味しい料理方法を提案しなくてはいけないですね。 (#^.^#)
という事で、今日は、ラフォンテのメニューから2つほど御紹介します。
一つ目が「牡蠣のラビオリ」ジューシーな牡蠣を生パスタで包み、牡蠣の蒸し汁と生クリームを合わせたソースで絡めました。
ワインは、アンペリオのシャルドネを合わせました。
やっぱり牡蠣と言えば、ワインは「シャブリ」に代表されるシャルドネですからね~。
そして次が「牡蠣のリゾット」です。リゾットの美味しさのポイントを二つ上げるとしたら・・・牡蠣が美味しい季節です!_d0128354_22451697.jpgアルデンテに仕上げる事と、素材の美味しさをいかにお米に吸わせるかってこと!
仕上げは、生クリームとバターでしました~。ワインはコルテーゼ、有名な「ガビ」の葡萄品種です。牡蠣にコルテーゼの持つ酸味と苦みがピッタリでした。
 レッスンを受けられた方、是非作ってくださいね!!


そう言えば、最近伺った近所の「プロビナージュ」というワインバーで、生ガキとブルゴーニュのピノノアールを合わせました。  http://www.provinage.com/index.html
店主の田中さんに勧められたのですが・・・
牡蠣が美味しい季節です!_d0128354_23292624.jpg生ガキがあまり得意ではない私は、初めはおっかなびっくり f^_^;
だって~牡蠣の生臭さと赤ワインのタンニンが合うはずないと思たし~・・・。
でも、これがなんと以外に良かったのです。 (O_O)
ワインの味わいの余韻が牡蠣のうま味と溶けあっていました。
どうも、石灰質の土壌で育ったピノノアールに限るらしいです。
マリアージュって奥が深いですね~。
フレンチとワインが楽しめる「プロヴィナージュ」温かい感じの素敵なお店なので良かったら行ってみてください!田中さんはとてもワインに熱心なソムリエさん。
そして、何より、ラフォンテの超近くです!

とにかく、牡蠣の美味しい季節はRが付く月、もうしばらく楽しめそうですね。
by la-fonte | 2011-01-19 21:26 | お料理教室
<< キャンティーへ行ってきました! 続いています新年会 >>