素敵な披露宴でした!

 梅雨曇りの本日6月26日、10年来お世話になっている方の披露宴でした。
場所は、新宿河田町の小笠原伯爵邸。
久しぶりの華々しいお祝の御招待に、レッスン後美容院へ行き、少し御洒落をしていそいそと出かけて行きました!!
小笠原伯爵邸と言えば、2007年から10年まで、3年連続で東京ミシュランガイドの星を獲得している、レストランです。
素敵な披露宴でした!_d0128354_1212410.jpgお店は、世界で一番予約の取れないレストラン、バルセロナの「エルブジ」スタイルのモダンスパニッシュ。
レストランに伺ったのは5年ぶり位だったと思いますが・・・相変わらず素敵な建物。
そして、クラシックなお部屋と手入れの行き届いたお庭。
新郎新婦と御両家の行いの良さか、雨の天気予報も外れて曇り空・・・
気軽に皆さんとお話できた立食の手作り感にあふれたパーティーでした~。
お部屋の中では、ハモンセラーノの手切りやシェリー酒の樽出しあり、お庭では大きなお鍋でパエリアを炊き素敵な披露宴でした!_d0128354_122345.jpgあげたり、イベリコ豚のグリルを見せてくださったり・・・
デザートはマカロンタワーやチョコレート掛け等、お料理のパフォーマンスもとても楽しめました。
それにしても、披露宴って何度出ても良いですね。
久しぶりにお目にかかれる方もいるし、新しい方ともお知り合いになれる。
何よりも幸せのお裾分けをいただけそう~。
最後の新婦の感謝の言葉は、いつ聞いてもじ~んとします。
載せたい写真はたくさんあるのですが・・・
圧巻だったパエリアと、中庭でお二人が入刀した、マカロンタワーの写真をお届けします~。
これで、知人の独身男性が一人減ってしまったわけですが f^_^;
とにかく、素敵な披露宴に御招待ありがとうございました。いつまでもお幸せに!!
# by la-fonte | 2010-06-26 22:19 | 最近。。。

夏のディリーワインは?

 皆さん、Buona sera!
サッカーワールドカップの予選リーグもたけなわですね。
イタリアは前大会優勝したにも関わらず・・・今一つ調子が悪く、私の中で盛り上がりに欠けるものの、なんと言っても4年に一度のイベント、今後も注目して行きたいと思います。日本にも頑張ってほしいですしね~。
ところで、エキスパートコースも4回目、テーマは「サルデニア島」でした。夏のディリーワインは?_d0128354_0155991.jpg
去年行った場所なので、ワインも料理も現地に近いものがお伝え出来たのではないかと思っています。サルデニア島が、イタリア共和国に入ったのは1860年の統一後、なので本土と違い独特な文化があります。ボッタルガ(カラスミ)・パーネカラザウ・ペコリーノチーズなど、興味深い食材が多いですね。参加された方、いかがでしたか??
ワインは今回3種類、ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラDOCG・カンノナウ・ディ・サルディーニャDOC・カリニャーノ・デル・スルチスDOCでした。どれも土着のサルデニアらしい~ワインでしたが・・・季節柄、やっぱりヴェルメンティーノが人気がありました。
本当に美味しいワインで、私も大好き!!サルデニアでは何本飲んだ事か・・・・「果実味たっぷりの香り、繊細でフローラルかつ複雑なアロマ・あたりはまろやかかつ非常に滑らかで、すっきりとした酸としっかりとしたボディ、アーモンドのニュアンスを感じる、心地よいミネラル感、楽しくて余韻の長いワイン」とラフォンテワイン講師I先生の解説でした。
と言う事で、ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラは夏にピッタリだと思います。なんと言っても、1996年、南イタリアの白で初めてDOCGを取った風格があります。
ディリーにはちょっと高価?ですが、数本かストックされてはいかがでしょうか?
夏のディリーワインは?_d0128354_0164043.jpg皆さんは夏、どんなワインを飲まれますか?
やっぱり白ですか?それとも軽めな赤?
個人的に、夏はりロゼをよく飲みます。夏の間、私のディリーワインはプーリア地方のカステルデルモンテのロゼです。とてもリーズナブル(1本1200円位)で外れがないのです。
ロゼワインは野菜料理やトマトソースに良く合うので、イタリアンのおもてなしが多い自宅にはいつも常備しています。写真はレストランで戴いた魚介のサラダと合わせた物です。
写真でもわかるように、ロゼはなんと言っても、色が綺麗で食卓が華やかになりますからね~。
今年はワールドカップを観戦しながら・・・
雑事など忘れてバラ色気分で戴きたいと思います!!
# by la-fonte | 2010-06-21 21:15 | ワイン

梅雨入りしたようですね(-_-)

6月14日・雨の月曜日、関東地方もどうも梅雨入りしたようですね。
今日はお休みだったので、自宅でゆっくりと過ごしました。
さて、我が家のジャルディネット(小さな庭)はイエロー&ピンクのバラの花達が盛りを過ぎ、今は額アジサイが主役です。梅雨入りしたようですね(-_-)_d0128354_071361.jpg
薄紫のお花が可愛かったので、切り花にして明日ラフォンテに持って行きますo(^-^)o
今週レッスンに来られる方々、見てみてください!
さて、お庭と言えば、植樹3年目を迎えたレモンの木、先日「今年は、たくさんのつぼみと、白く可憐なお花を付けています。」と御報告したのですが・・・
花が散った後、いくら探しても3ヶしか実が付いていない事が判明しました(>_<)
私なりに努力したのですが、多くの花がどうもうまく受粉しなかったようです。
なんとオリーブもダメだった事が判明(+_+)
どちらも、木は順調に成長しているのですけどね・・・・ちょっとがっかりです(-_-)
まぁ人生色々ありますね~(ちょっとオーバー??)
梅雨入りしたようですね(-_-)_d0128354_083260.jpgでも、前向きに考えれば、たくさんの花々の中で3ケがセレクトされたわけです。
より大切に育てないといけないですねf^_^;
これから、「3ヶのレモン観察日記」を時々お届けします!写真は雨に輝くレモンっ子達です!!
 レモンと言えば、ナポリの祝美也子さんが「IGPのレモンって知っていますか?」というタイトルの素敵なコラムを送ってくださいました。読ませて戴くまで、私もレモンにIGP(商品の原産地表示)がある事を知りませんでした。皆さんも是非、御一読ください!
http://www.lafonte-cs.com/colum_img/minami_img/10.html
 そして、偶然にも今週の基礎Bコースは「ナポリ料理」。プリモピアットは手打ちのタリオリーニをレモンソースで爽やかに合わせます。有名なアマルフィターナ料理です。
メインは「アクアパッツァ」お魚をトマトやオリーブとお水で煮るだけなのですが、シンプルイズベストを物語ってくれるお料理です!
ワインは「ラクリマクリスティーの白」を合わせます。ぴったりですよ!お楽しみに!!

と言う事で、関東は梅雨入りしましたが、気分は南イタリアの青空(Il cielo e blu!)で
1週間過ごしたいと思います。(#^.^#)
# by la-fonte | 2010-06-14 21:06 | 最近。。。

カラブリアを思い出して「サルシッチャ」

 例年より梅雨入りが遅れ、初夏らしい毎日が続いていますが、皆さんお元気ですか?
気温の変化で風邪をひかれている方も多いようなのでご注意くださいネ!
 さて、5月から開講したエキスパートコースは3回目のレッスンが終わりました。
ラフォンテのスタッフ一同、資料作りに試作にと、一丸となって頑張っています。
11名の生徒さん達は、とても熱心に勉強してくださって・・・・
その様子に私たちの方が、励まされています!
さて、今回の、テーマは「バジリカータ・カラブリア州」でした。
イタリア本土の南の先端、かなりマイナーな地方ですよね。
でも思えば、私はカラブリアを思い出して「サルシッチャ」_d0128354_22383697.jpg8年前、海と山が同居するカラブリア州にとても魅力を感じて初めて旅行。その後、3年連続で訪れています。
興味があったらイタリア気分を覗いてみてください。
http://www.lafonte-cs.com/itallian_img/0211.html
とにかく素朴で自然の美しい素敵な所でした。また機会があったら行ってみたいです。
そんなカラブリアを思い出し、今回のエキスパートのメインの実習は、手作りサルシッチャ(ソーセージ)でした。なぜなら、イタリアではカラブリアがサルシッチャの発祥の所ってことになっているからです。
上の写真が材料と出来上がったサルシッチャ、下の写真はグリル板で色よく焼いてカラブリア料理に欠かせない唐辛子ペーストを2種類添えた物です。
カラブリアを思い出して「サルシッチャ」_d0128354_22391545.jpg左は私がイタリアから持って帰って来たンドゥイヤ(N`DUJA)、右は今回、実習で作ったものです。
生徒さんはサルシッチャを初めて作る方ばかりだったので、かなり楽しかったみたいです!
でも、作りたては美味しくないので、皆さんに召し上がって頂いたものは、10日前に仕込みラフォンテの冷蔵庫で熟成させたもの。
香辛料の複雑さと、うま味が増して評判は中々!(試作を重ねた甲斐がありました。)
それにしても動物の腸に詰め物をしてお肉を熟成させるって誰が考えたのでしょうか?
初めて作った人ってすごいな~っと思いながら作っていました。
今度は、香辛料やハーブの種類を変えながら作ってみようと思います!
これからの季節、爽やかにフェンネルを効せたり、チョリソーの様に辛いのも良いですね~!!あ~、想像するだけでビールが飲みたくなって来ました!
# by la-fonte | 2010-06-06 21:49 | お料理教室

生そら豆とペコリーノ&ベリーとバルサミコ

今週の中級コースは「初夏の爽やかなイタリアン」をテーマにメニューを組み、シチリアの白ワイン「インソリア」を合わせました。メニューは、
■そら豆とペコリーノのパンツェロッティ■オレキエッティのフレッシュトマトソース■スペアリブのカチャトーラビアンカ■ベリーのマチェドニア バルサミコソース
アンティパストの「そら豆とペコリーノのパンツェロッティ」は、イタリア人の食材の組み合わせをヒントに私が考えたオリジナル料理です。
生そら豆とペコリーノ&ベリーとバルサミコ_d0128354_023317.jpgフォカッチャの生地に茹でたそら豆とペコリーノを包みこみオーブンで焼くのですが、結構な自信作です。洋なしやメロンのような甘い果実香、フレッシュな味わいの「インソリア」にピッタリでした。
実はこの料理の、ヒントにしたのは、トスカーナの定番の食べ方・・・
春から初夏トスカーナでは生のそら豆と羊のチーズ「ペコリーノトスカーノ」を前菜で戴きます。
数年前の春、ピエンツァで泊ったアグリツーリズモ(民宿)で夕食の折、テーブルの真ん中にサヤ付きのそら豆と大きなチーズが無造作に置いてあり、イタリア人は皆手づかみで美味しそうに食べていました。テーブルは見る見るサヤで一杯!
「話には聞いていたけど、生のそら豆なんて、消化不良を起こさないかしら?」と思ったのですが、豆の甘さがチーズの塩分とピッタリで不思議な美味しさ・・・。
その後、私も病み付きになり、この季節には必ず試します。
「メロンと生ハム」「ゴルゴンゾーラと蜂蜜」みたいな一見ミスマッチな組み合わせの一つですね。
イタリア留学中、食材の不思議な組み合わせを知るたびに、「イタリア人の味覚って斬新~」と思ったのを覚えています。
生そら豆とペコリーノ&ベリーとバルサミコ_d0128354_0233891.jpgそれから、デザートの「ベリーのマチェドニア バルサミコソース」も中々ですよ!
ベリーとピッタリなバルサミコ、本来、12年以上熟成させたトラデシッショナルを使うのですが、今回は3年物をゆっくり煮詰めて蜂蜜で甘みを加えました。それを、カットしたベリーにかけて2時間ほどマリネします。今、エキスパートコースの実習を担当されている、小林先生に以前教えて戴きました!
彼女もイタリア留学中、食の組み合わせをヒントに考え付いたようですよ。
今回は私のアレンジで「ラズベリー・ブルーベリー・ストロベリー」にバニラのジェラートを合わせミントも添えました。(写真)とてもお洒落でしょ!
小林先生、素敵なデザートを御紹介戴きまして、ありがとうございました。
# by la-fonte | 2010-05-29 21:21 | お料理教室