皆さん! 明けましておめでとうございます。
「2011年のラフォンテは違うね!」と皆さんに言って戴けるように頑張って、バージョンアップしたいと思いますので宜しくお願いします。 さて、年末年始はゆっくりされましたか? 「お休み中、お友達にイタリアンを披露しました!」なんて嬉しい御報告も戴きました。 (写真は家のダイニングです。) 私は毎年そうなのですが、親戚や近所のお友達が遊びに来てくれた以外は、特別なイベントも入れずゆっくり過ごしました。 今年はBSでイタリアの番組も多かったですね~。夜は結構見ていました。そうそう、毎年DVDを数枚借りて、見る事も新年の恒例行事です。古い映画を見る事が多いのですが、今年は少し前の映画、「幸せのレシピ」も見ました。 マンハッタンのレストランの調理長ケイトは、完璧主義者。 副料理長のニックは、ケイトとは正反対のタイプで、厨房で衝突してばかり・・・。 (彼の料理がアバウトで・・・イタリアで修業したって言うのも笑えました。) さらに彼女は、突然亡くなった姉が遺した娘、ゾーイと一緒に暮らすことになる。 心を開かなかったゾーイがトマトソースのパスタを頬張りながら心を開いてゆくシーンも料理のパワーを感じました~。 やがて、ケイトとニックは恋人同士になって行くのですが・・・。 恋に悩むケイトは「自分のレシピは完璧なのに~。人生にもどう生きれば良いか教えてくれるレシピ本があれば良いのに~。」とつぶやく。 そして、彼女のセラピストが一言 「どう生きれば良いかは、自分が作りだして選んだレシピがベストなのだよ!」って・・・・ う~ん、なるほどね~。 人生にはレシピはないけれど試行錯誤しながら人生の色々な素材が混ざって人生が進んで行く、そして出来上がったものがかけがえのないその人の人生のレシピってこと?。 今年は私もケイトみたいに今年は「幸せのレシピ」をたくさん考えたいな~。 プラス少しだけ「人生のレシピ」も作れたらいいな~。 それとそれと、ケイト役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ素敵だった。 私も、しばらくはルーズアップの髪型でレッスンをすることに決めました~。 だって、すご~く可愛くて出来る料理人って感じでカッコ良かったんだも~ん。 おまけに彼女にはアーロン・エッカートみたいな、素敵な恋人も現れたし~。 (新年から影響され過ぎ?) と言う事で、今年もちょっとロマンチスト?で乙女な私ですが・・・宜しくお願いします。 #
by la-fonte
| 2011-01-04 16:59
| 最近。。。
最後のレッスンは毎年恒例のおせち料理講習会でした。
今年は郷土料理にプラス、スペイン料理のテイストを折り込み、9種類のオードブルを作りました。「今年はバージョンアップしましたね。」と言う感想も戴き嬉しい限りです。 今回は、20名程の方に御参加頂きましたが、皆さん、今年はお正月の祝い膳にイタリアンのテイストを入れて頂けるのではないかと思っています。 御参加くださった方、お疲れさまでした (#^.^#) さて、2010年は皆さんにとってどんな年でしたか? 私にとって今年は再会も含めて素敵な出逢いがたくさん出来た年でした。 久しぶりにアメリカにも行けたし、スペインにも行けました。 その国々との新たな出逢いを通して自分の世界が広がった気がします。 そう、私は人生で一番大切なものは「出逢い」だと思っています。 そしてそれを自分の感性で生かして行くのが、人生の深みにつながって行くのだと信じています。そう言う意味で、今年も人生のたくさんの喜びを頂いた年でした。 お互いの環境で、たとえしばらく逢えなくても、御縁のある方とは新たに素敵な出逢いが出来る事をいつも信じています。 素敵な再会をするために、また新たな素晴らしい出逢いをするためにも、これからも自分を磨き続けないといけないですね。 今年入学された方々からは、ラフォンテでイタリア料理の楽しさに気付いたと言う方の御声も戴きましたし、長い生徒さんからは、レパートリーが増えて料理する事が楽しいとも言っていただけました。 それから今年の、新しい試みとして、5月から「エキスパートコース」を開講させることが出来ました。 これは、卒業生を含めたスタッフの方々のお力添えがあって実現した事です。 一人では成しえなかっただろう事に心から感謝をしています。 今、11名の方々が食のプロを目指し、知識を深める為に熱心に学んで下さっています。 その姿に、いつも私はエネルギーを戴き続けています。 2011年は今までの事をベースに、さらに各講座の内容を充実させ深めて行きたいと思っています。 写真はピエモンテ、ドルチェットの畑で撮った物なのですが、この葡萄のように私もラフォンテも実を付けて、ワインのように熟成し深みをまして行けたら素敵だな~っと思っています。 本当に1年間ありがとうございました。 そして、良い年をお迎えください。 #
by la-fonte
| 2010-12-30 12:07
| お料理教室
皆さん Buon natale! Marry christomas!
クリスマス、いかがお過ごしですか? 先週あたり、イタリアの友人からクリスマスカードが届いたんですが、そうすると、日本人の私もなんか実感が湧きますね~。 西麻布界隈のイルミネーションは相変わらず綺麗で、とても賑わっていますよ! 今年は六本木ヒルズから見える東京タワーもカラフルに色を変えて綺麗です。 もしかして、クリスマスツリーを飾っているお宅もありますか? 家はツリー無しなんですが、リビングにポインセチアを飾って気分を盛り上げています。 そうそう、先日、表参道へイルミネーション見学に家族で行ってきました。表参道ヒルズの中の色の変わるツリーは圧巻でした。 なんだか、ゆるやかな階段、ローマのスペイン階段を思い出してしまいました~。 さて、ラフォンテは11月の末から、今週初めまで、クリスマス料理を特集していたのですが、年末にかけて作られている方はどれくらいいらしゃるかしら? なんて、上から目線の私は…お祝のお料理を作り疲れたので、クリスマス当日は、外で食事をする事にしました。 (なんだか言い訳をしていますが…) とにかく、華やいだ気持ちで一年に一度のクリスマスをお祝いしたいと思います。 皆さんも楽しい、クリスマスを!! Buon natale! そして、ニッポン人の私は、明日からお正月の準備です。 ラフォンテでは、おせち料理講習会が始まります。 今年は、スペインテイストも取り入れて 「なかなか良いかも~!」 のメニューに仕上がっています。。 あと、数名入れるクラスもありますので、 御都合の付く方は、是非お越しください! #
by la-fonte
| 2010-12-25 00:00
| 最近。。。
先週18日土曜日、久しぶりにイタリア映画を見に行って来ました。
その日が封切で、「きっと混んでいるだろう!」と思い、しっかり「チケットぴあ」で指定席を取って出かけました。(かなり前から楽しみにしていたので・・・) 題名は「Baaria」日本名は「シチリア・シチリア」、監督はジュゼッペ・トルナトーレです。 彼の代表作は1989年の「ニューシネマ・パラダイス」なんですが、私がイタリアで初めて生活した90年には、イタリアでもこの映画の話題で持ち切りでした~。 なにせ、カンヌやハリウッドで賞を取り、かなり停滞していたイタリア映画の復活になった作品でしたから・・・ あと、子役のトト君が可愛かった。 私も好きな映画のひとつで、イタリア語の勉強も兼ねて何度も見ました。 確か、映画を仕事にする主人公が、自身の人生と出逢って来た懐かしい映画をフラッシュバックさせて行くことで、人生の苦悩と素晴らしさを物語ってゆくような内容でした。 新作の、「シチリア シチリア」も、主人公の家族の物語を通して人生への賛美がこめられた映画に仕上がっていました。 久しぶりに、イタリア映画独特の静かな感動が残りました。 舞台になった「バゲーリア」を私は以前、訪れた事があるのですが、時代と共に変わって行く街の様子に絡めた、回想シーンの描き方がとてもトルナトーレ監督らしいと思いました。 ちなみに、この日は封切日だったので、先着2000名にバリラのパスタがプレゼントされたることになっていたのですが・・・4幕目だし、たぶん終ってるなっと思ったし、指定席もあったので銀座でウィンドウショッピングを楽しんだ後、時間ぎりぎりに劇場に入りました。 でもまだ、入口でパスタを配っていました。 「やった~!バリラ大好き!」 しかし、なんと、私のすぐ前の人で「お客様が最後です!」とプレゼントが終わってしまったのです(O_O) 先着プレゼントやノベルティーが大~好きな私としては・・・「え~!」って感じでした。 なにせ、客席にはバリラのトートバックを持った人ばかりでしたから。 それも、入ってみたら、指定席なんて取る必要のないゆったり感(-.-;) まぁ、この出来事については・・・今年の厄落としが出来たってことで忘れます~。 それにしても、心にしみじみ良い映画でした。 日常会話がわかりやすく語学の勉強にもなるし、シチリアの風景も楽しめるし、イタリア好きな方にはお勧めです。 #
by la-fonte
| 2010-12-23 10:57
| 最近。。。
いよいよエキスパート2期も最後のレッスン!
今回は「リグーリア地方」のがテーマでした。 リビエラと言われる景勝地は海岸線が250kmにおよび、そこに小さな美しい街が散りばめたような光景は、素晴らしいという以外にありません。 ピエモンテ・エミリアロマーニャ・トスカーナからも比較的近いので、90年~93年頃留学中に何度か訪れました。当時は洗練されながらものんびりとしたリゾート地でした。 あの頃、初めて魚介と白ワインの組み合わせの美味しさを知った気がします。 その後、しばらく行けなかったのですが、97年、「ポルトベーネレとチンクエテッレ」が世界遺産に登録されてから少し観光地化されてしまった気がします。 でも、やっぱり素敵な所、何度行っても良いですね~。 とにかく料理が美味しいので最近は機会がある度に行っています。 そうそう、今年もピエモンテから、日帰りで行ってきました。 そのお陰で、今回は現地から持って帰って来た物をたくさんレッスンでお出し出来たんです! オリーブオイル・オリーブ・ワイン・エジプト豆の粉・・・ さて、お料理ですが、海に面している地方なので、魚介が中心です。 それにプラス、粉料理が多く、オリーブオイルをたっぷりかけて焼いたフォカチャはとても有名、今回は手作りツナでパニーニにしました。 水と粉だけで練ったパスタはトロフィエがバジルペーストと合せ、木型で押しながら作るコルツエッティはペスカトーレに合せました。 エジプト豆の粉を牛乳で溶き、寝かせた後、焼き上げたファリナータはとっても素朴な味わいです。地元では専用の鉄板があるのですが、今回はパエリアパンで焼き上げました。 メイン作ったチーマと言うお肉料理は試作を重ねた上に出来上がった傑作!? 切り口がとてもきれいでしょう!現地では、お祝の時に食べるらしいのですヨ。 リグーリアは北イタリアにしては、温暖な乾燥した気候で香りの高いハーブとオリーブそして個性的なワインの産地でもあります。今回はオリーブオイル2種類とタジャスカ種という貴重なオリーブも持って帰って来ました。 あとは、量産が少なくとっても貴重なワイン。無事にイタリアから届いたベルメンティーノ・ピガート・ロッセーゼはさっぱりとしたリグーリア料理にピッタリでした。 参加して戴いた方々、リグーリア州の食文化の知識を深めていただけましたでしょうか? さて、これで、エキスパートも2期、12回のレッスンが終わりました。 ちょうど、昨年の今頃からスタッフとミーティングを始め、今年、無事に開講する事が出来ました。皆さんのお陰でこのコースが形になったことに心から感謝しています。 よりよい内容にするために、ミーティング&試作の繰り返しで私たちもとても楽しく勉強をさせて戴きました。 来年は北イタリア中心の3期がはじまります。 また御報告しますので、お楽しみに!! #
by la-fonte
| 2010-12-17 22:12
| お料理教室
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