我が家の冬の庭

2月も後半に入りましたね。
最近は、日差しのある日など、寒さの中にもふと春を感じる瞬間がありませんか?
自宅の庭には、冬の寒さに負けずに彩りを添え続けてくれているハーブがあります。それは、ローズマリーとセージ….。
寒い季節の煮込みには欠かせないローズマリーも、シンプルなソースに個性をつけてくれるセージも定期的に摘んでいるのに数日もすると新芽が出てきます。それは、他の季節よりはゆっくりとしていますが、寒さにも負けない生命力を感じさせてくれます。軽く握り締めると地中海を思わせる、なんとも言えない芳香、イタリアに居るときから大好きな二つのハーブです。d0128354_15353047.jpg
我が家の庭は日当たりが最高に良いのですが、水はけが悪いのでので、地中海性の植物には不向きで、地面より高くするためにプランター植えにしています。なので、時々プランターごと運び、室内で寒さ除けをしてあげるのも良いのかご覧の通り元気です。
この二つのハーブはレッスンでもほとんど自家製の物で賄っています!
良く生徒さんから、「ハーブを1パック買うと余ってしまうのですが、どうしたら良いですか?」と質問を受けます。
「オイルやビネガーに漬けて保存してみてください。」とか「1ヶ月以内なら冷凍しても大丈夫!」等とお答えしますが、本当は自分で育てるのをお勧めしたいです。
我が家のようにプランターでも立派に育ちますから….。

それから、もうひとつ、日差しを集めるのが夏の終わりに植えたレモンです。葉は少し緑があせてしまいましたが、枝枯れすることもなく、秋を挟んで黄色い実を二つ付けてくれました。
d0128354_15362972.jpgレモンは写真を撮った後に収穫して、朝食のスムージーに加えましたヨ!おかげで体中ビタミンCが満ち溢れました!
そうそう、採るときにふと葉先を見たら可愛い若葉が覗いていました。レモンの木も春の足音を感じているのでしょうね。

もうすぐ春がやってきます。そうしたら、私の年中行事のハーブの種まきです。その、様子はまたブログで紹介しますね。
今年は皆さんもハーブを育てて見てはいかがでしょうか?
イタリアンを作る楽しみが増えますよ!
今日は春をちょっと先取りしたブログでした。
# by la-fonte | 2008-02-19 15:39 | 最近。。。

第三回料理とワインのAbbinamento(相性)アマローネ飲み比べ

 2月11日(月・祝)に行われた、ラフォンテの恒例になったワインイベントは「ベネト・アルトアデジェ編」でした。今回はイタリアワインを愛する生徒さんが9名参加してくださいました。そして、空いたボトルはやっぱり10本!!今回も「ちょっと飲み会!?」の雰囲気と戦いながら、しっかりテイスティングをしましたよ!
参加されなかった方のために少し様子をご紹介しますね。ヾ(〃^∇^)ノ
ワインは今回も信濃屋六本木店の店長の、ダニエル佐々木氏が選んでくださいました。
ラインナップは ボスコ・ディ・ジーカ スプマンテNV(ヴェネト) サンタ・マッダレーナ ソーヴィニョン・モック‘05 (トレンティノA・A) クィンタレッリ・ジュゼッペ ビアンコセッコ‘05(ヴェネト) ベッレンダ コントラーダ・ディ・コンチェニゴ‘04  (ヴェネト)ヴィヴィアーニ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ(ヴェネト)グラッパ ガヤ メルローでした。
(全て信濃屋さんで購入できます。)
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どれもとても魅力的だったのですが、私が気に入ったのは、白は「ソーヴィニョン・モック」ソーヴィニオンブランの華やかな香りと味のバランスが素晴らしく、2,300円とパフォーマンス最高!赤はベッレンダ コントラーダ・ディ・コンチェニゴかな、漫画「神の雫」でも紹介されたワインだそうですが、カカオとナッツのアロマが中々良かったです。お値段は2,080円こちらもお徳感がありますよ!
そして、ヴェネトの赤ワインと言えばこの「アマローネ」一度干したブドウをワインに仕上げるという独特な作り方をします。10年以上の熟成に耐えられる、バローロ・ブルネロと並び称されるイタリアの代表的な赤ワインです。
今回はヴィヴィアーニ(7,500円)がすでにセレクトされていたのですが、参加されたMおじ様がサンアントニオ(8,750円)のアマローネを差し入れしてくださいました。
そう、同じ種類のワインの飲み比べなんて、またとない機会ですよね~。
さすがどちらのワイナリーも看板の「アマローネ」、心込めて作っているだけあって味わい深く甲乙付け難かったです。
微妙な香と味、特に苦味の違いに皆感動し、それぞれの醸造家のポリシーを垣間見た気がしました。Mおじ様、素敵なチャンスをありがとうございました。
 お料理は私が担当したのですが、アンティパストはカニとグレープフルーツのサラダ(ヴェネト)とポレンタのポルチーニソース添え(ヴェネト) プリモピアットは金時豆のパスタ エ ファッジョリ(トレンティノA・A)・リングイネ カニのトマトソース(ヴェネト)セコンドピアットはフェイガトー アッラ ベネチアーナ(ヴェネト) ドルチェはシュトーデル(リンゴの焼き菓子)(トレンティノA・A)でした。(写真はカニのサラダです。)d0128354_1303115.jpg
久しぶりに2州の料理、楽しませて作らせて戴きました。
トマトやオリーブオイルの生産量が少ないこの地方は見た目にはとても地味な料理が多いのですが、その分土臭く大地の息吹を肌で感じることが出来ます。
特にヴェネトは私の好きな地方なので、かなり燃えました!
今回のメインはイタリアへ行ったら必ず食べる「フェイガトー アッラ ベネチアーナ」食べ込んで来ただけあって、自画自賛で美味しかった!と思います。
そろそろ、レッスンでやってみたいかも…
 そして、いつものように最後に、グラッパを戴き皆さん上機嫌!特に今回はガヤ メルロー(金ラベル)はシュトーデル(リンゴのお菓子)ととても良く合いました!
 会が終わって「皆さん無事に帰れるのだろうか?」と心配しつつも、出口で私は幸せな9人の後姿を見送りました。
ワインの会は3月4月も続きます!ご期待くださいね。
# by la-fonte | 2008-02-15 12:15 | ワイン

カニも今が旬 -大徳丸の活カニ-

牡蠣と並び、この季節美味しい物といえば….そうカニです!
実は本日、福島県いわき市の漁船大徳丸から活のベニズワイガニが届きました!
ちょっとしたご縁で「お取り寄せサイト いーくちこむ」の方とお知り合いになり、11日の「ワインの会」でヴェネチァ料理の試作のためにお願いしたのです。
(色々な食材があるようなので、興味のある方はサイトを見てみてくださいね。http://www.e-cuchi.com/)
箱のふたを開けてビックリ!足が元気に動いていたのです。d0128354_0525052.jpg
実は、生きているカニを料理するのは私も初めて…. おっかなびっくりでしが、足をキッチンバサミで切り、カニみそが甲羅に残るように丁寧に中身を取り出しました!(けっこう上手にできましたョ)その後、カニの旨みを引き出すために白ワインでフランベして、香味野菜とトマトを加えてパスタソースに仕立てました。味の決め手の新鮮なカニみそを加えて、軽く煮込んだら出来上がり!!
リングイネと合わせて、バージンオイルを仕上げにたっぷりかけました。美味しそうでしょ!香りと味を写真ではお伝え出来ないのが残念です。
d0128354_053147.jpgところで、イタリアではヴェネチア湾の干潟がカニの一大産地です。
モレーケと呼ばれるこのカニは、地中海ミドリガニというワタリガニの一種で大きさは小ぶりです。
11日の「ワイン会」では、ヴェネチアの名物料理のサラダとパスタを大徳丸のベニズワイガニで私が再現し、ぴったりのワインを信濃屋のダニエル氏がご紹介くださいます。参加する方々お楽しみに!
そう言えば、大徳丸さん、これをご縁にカニ漁終了まで、ラフォンテの生徒さんに限り送料無料サービスをしてくださるそうです。
 希望の方は教室でパンフレットを差し上げますね!
# by la-fonte | 2008-02-08 01:00 | お料理

カキが美味しい季節です!

 早いもので、もう2月ですね。もうすぐ立春ですが、春はまだ名ばかり…..
皆さん!美味しい物をたくさん食べて寒さを乗り切りましょう!ね!!
 今日は、今が旬のカキのお話です。先週から今週にかけて中級・上級コースでカキを使った料理をご紹介しました。
いつも新鮮な魚介類を届けてくださる築地の「丸勇」さんから広島産のぷりぷりのカキが届きました!(本当に美味しかったです!丸勇さん いつもありがとうございます!)d0128354_23333970.jpg
上級コースはアンティパストで「カキのロワイヤル」(写真上)で、中級はプリモピアットで「カキのスパゲッティークリーム風味」 (写真下)でした。
どちらもカキの旨みを十分引き出す工夫をしたので大好評でした!
美味しく作る共通の注意点は、
d0128354_2334994.jpg・塩水で臭みを抜く。
・美味しさを引き立ててくれる調味料・食材と組み合わせる。
・うまみを損なわないために、火を通しすぎない。
位かな~?カキに限らず食材は、それを生かす扱いと料理方法が大切ですよ!

実はイタリアは日本ほど、カキを食べません。地中海の暖かい海流はカキの養殖に向いていないからです。
ただ、アドリア海側の一部、プーリア地方とかでは養殖をしています。でも、日本のより小粒だし、生産量も少ないのでやはり高級食材です。
イタリア人よりカキの美味しさを知っているのは日本人です!
そして今はまさにカキの季節!和風ばかりでなくイタリアンでも楽しんでくださいね。
私は今週末、カキのリゾットに挑戦してみます!!春のはしり菜の花と合わせてみようかな?!そうしたらお皿は一足先に春、心はポカポカです!
# by la-fonte | 2008-02-01 00:09 | お料理教室

古代ローマ料理研究家 ジュリア パッサレッリさん

 皆さんは1月3日、TBSでオンエアーされた「古代ローマ1000年史」と言う番組をみましたか?古代ローマ帝国の起源から滅亡までが、スペクタクル映像をまじえて判りやすく描かれていました。お正月番組にふさわしく、ローマ取材の映像あり、スタジオのゲストのコメントありと華やかな4時間半のロングプログラムでした…。
実はその番組の中で、とても懐かしい方をお見かけしたのです。古代ローマ料理研究家のジュリア パッサレッリさんです。料理を試食する稲垣吾郎さんと一緒に出演していました。
私が彼女を知ったのは、12年程前のローマでした。d0128354_13365497.jpg
「英雄達のフルコース」という番組で「シーザーは何を食べていたか?」を探るため、ローマでレポーターの仕事をした折です。(まさか見た方なんていないですよね~。)
パッサレッリさんとはフィオーレ ディ カンポのメルカート(市場)へ買い物に行き、アッピア街道沿いのお住まいで、「ガルム」という古代ローマの調味料を一緒に作りました。楽しい上に興味深いお仕事で、本当に素敵な思い出です。
d0128354_271266.jpgそうそう、高級住宅地にあるパッサレッリさんのお宅、素晴らしい大豪邸でしたよ!庭にプールはもちろん、古代ローマ風のパーティーを開く洞窟までありました、川まで流れていたかも…...。
久しぶりに拝見したパッサレッリさんは白髪のおばあちゃんになっていました。
あの時も優しかったけれど、ますます穏かそうでした。
たとえブラウン管を通してでも、懐かしい方をお見かけするのは嬉しいものですね。
上の写真がジュリアさん、下の写真は彼女と作ったレバーのパテです。お魚の形をしているのが不思議でした。

 私の料理は、古代ローマ料理まで中々範囲が広がりませんが、今年はお正月にパッサレッリさんをお見かけしたことですし、少し興味を向けてみようかと思っています。
# by la-fonte | 2008-01-25 22:30 | 食べ歩き