二月大歌舞伎

 先日、両親と歌舞伎座さよなら公演へ行ってきました。
午後の部で演目は1.「壺坂霊験記」2.「高杯」3.「籠釣瓶花街酔醒」でした。
特に、3は数年前私が歌舞伎を初めて見た時の演目で主役が勘三郎と玉三郎と同じキャストだったのでどうしても今の歌舞伎座でもう一度、見たかったのです。d0128354_22243855.jpg
最近は歌舞伎は人気があってネットがつながりづらく3枚続きのチケット、やっと取りました。
 それにしても、籠釣瓶では、相変わらず、勘三郎の鬼気迫る演技は素晴らしく、玉三郎もとても綺麗でした。花魁物は衣装が美しく、うっとり見ていました。
玉三郎ふんする八橋花魁が切られた瞬間の艶めかしさはぞ~っとしました。
終演後、両親に感想を聞くと、二人とも口をそろえて「籠釣瓶も綺麗だったけれど、壺坂の方が良かった」というのです。
「壺坂」は三津五郎と福助の二人芝居。
けっこう地味~な芝居でした。
セットもシンプルでテーマは「夫婦愛」って感じでした。盲目の夫が妻に迷惑をかけない様に、谷底に身投げをしたのを知って、妻が、後追い自殺みたいな古風なものです。
私にはピンと来ないというか・・・現代では有り得ない話?
両親に理由を聞くと、どうもこのお話は、彼らが若いころ一世を風靡した、浪花節(浪曲)、「妻は夫を労わりつ、夫は妻を慕いつつ」の一節の演目だったとの事。「良い話だよね~。」皆さん知っていましたか?
私は知りませんでした。d0128354_22251628.jpg両親の世代(70代です。)には、あの手のお話が美談だったのでしょうね。結局、一度は死んだ沢一お里は観音様の御慈悲で生き返り夫の目も見えるようになるんです。素晴らしい大奇跡!!そうですね、こんな風に観音様が見ていて下さるなら、私も家族愛について考え直して、親孝行しないと….。
それより、今回、歌舞伎座で食べた焼きたての「きんつば」がすご~っく美味しかったです。坂上家全員大絶賛でお土産で箱で買って帰りました。
行く方は試してみてください。
今の、歌舞伎座も4月までですね。
あと1回は行きたいところです。
とにかく親子で楽しい時間が過ごせて良かったで~す。
by la-fonte | 2010-02-22 22:35 | 最近。。。
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