ひと足先に満開な夜でした!!

春の日差しが広がった、3月12日金曜日、神楽坂のコントワール アッシュで「春のワインと料理の会」を催しました。  o(^-^)o
当日は、基礎科~上級コースまで12名の方々が集まってくださいました。
ラフォンテは小さな教室なので別なコースの方々が顔を合わせる機会は、多くはありません。なので、初めて顔を合わせた方もいらしたようです。
ひと足先に満開な夜でした!!_d0128354_04569.jpgでも、そこはラフォンテに集うお酒と食を愛する同志達!  すぐに打ち解けて、初めから皆さん酔いが回っている様な(*_*)・・・・感じでした。そして、オーナーの炭田広美さんは卒業生。
あんなにもパーティーがにぎやかに盛り上がるのを予測してか?
当日は貸切りにしてくださいました。
まず、食前酒としてお出し頂いたのは、ハイパー・エドシックのシャンパン。赤いエチケットが印象的!かつてはマリリン・モンローが愛飲したエピソードでも知られているそうです!
華やかなラフォンテの生徒さんにピッタリ!上の写真はシャンパンを注ぐ炭田さん、下の写真は嬉しそうにグラスを傾ける私たちです o(^-^o)(o^-^)o
ひと足先に満開な夜でした!!_d0128354_052873.jpgお料理は前菜2品・スープ・パスタ・魚・お肉・イチゴのデザートと盛りだくさん。
特にパスタは「春のドルチェビータ」と名付けられた、筍・フキノトウ・空豆の春野菜を白ワイン仕立てにした物。上には生ハムが乗って彩りも綺麗でした。
今度、家族のランチで作ってみようと思います。上手に出来たら御報告しますね~。
ワインの方はお料理に合わせて、ブルゴーニュの白・赤・イタリアのトレンティーノの赤をセレクトしてくださいました。どれもピッタリでした~よ。
さんざん食べて飲んだのに、それでも帰らない私たちに、スペイン・南オーストラリアの珍しい赤も出して下さいました。それで、会費が8000円はリーズナブルすぎ!!!
桜には少し早い集まりでしたが、ひと足先にお話も気分も満開になった本当に楽しい夜でした。幹事のハンティさん本当にお疲れ様でした!

それにしても、神楽坂の「コントワール アッシュ」相変わらず、手作り感のある素敵なお店、是非皆さんもいらしてみてください!
お店のインフォメーションは以下の通りです。
新宿区神楽坂3-6-40  かぐらビル3F  電話 03-3268-1817 
こじんまりしたお店なので、必ず予約してくださいね!!
# by la-fonte | 2010-03-15 22:30 | お料理教室

冬の名残と春のケーキ

先週は暖かい日が続いていたのに、この週末は凍えるような寒さ!
おまけに、金曜日に頑張ったポールストレッチのエクササイズで私は腰痛になってしまい(>_<)土日は仕事に行った以外はお家で静かにしていました。
この腰痛、どうも腹筋がないのが原因みたいf^_^;  今後、鍛えたいと思います。
春めいてきたというのに、何だか色気のないお話になってしまいましたが…
冬の名残と春のケーキ_d0128354_035022.jpg気を取り直して、前回の中級コースで合わせた料理とワインのアビナメント(相性)がとても評判良かったので (#^.^#) で御紹介します。
それは、塩タラのサラダと「アルトアデジェ州」のソービニオンモック です。
タラは冬の食材なので、「名残」として使ってみました。
臭みを抜きながら茹でた後は、ほぐしてハーブを加えレモンとマヨネーズで仕上げ、濃縮したバルサミコを添えています。それが、青リンゴ系のすっきりとした酸味と果実味のある白ワインにピッタリだったのです~。
「ソービニオン モック」は羊の象形文字が目印のセンスの良いラベルで以前から好きな一本です。値段は2500円位だったと思います。軽いクリーム仕立てのお料理にとても合います。
是非試してみてください!

 ところで、明日3月8日はイタリアは「La festa della donna」(女性の日)です。
当日 女性は、育児や家事から解放されて自由に出かけて良い日なのですって~。
冬の名残と春のケーキ_d0128354_042955.jpgそして、いつもの感謝をこめて、男性から女性に送られるのがミモザの花です。
この季節、お花屋さんのウインドウを鮮やかな黄色に彩っている可憐な花です。
確かに、数年前、3月8日に偶然ローマに居た事がありましたが、街はミモザの花であふれていてとても活気がありました。。
イタリア人にとって、女性の日が終わると「いよいよ春到来!」て感じですね。

 そして、今日、もうひとつご紹介したいのが「春のケーキ」として作った。
イチゴのムースを中に流した「イチゴのズコット」です。
プレーンとココアのスポンジで2色に仕上げました。添えてあるお茶は我が家の庭で有機栽培したミントティーです。
 と言う事で、本日は腰痛の中(-.-;)
「冬の名残のサラダ」と「春のケーキ」の御紹介でした!


明日は感謝心の詰まったミモザの花が届くかしら?!(最後 独り言でした)
# by la-fonte | 2010-03-07 22:02 | お料理教室

六本木の信濃屋さん 閉店 (:_;)

2月の最終週は春の様な暖かさでしたね~。
そして今日から3月、最近は薄手の春色のコートで出かける日も多くなりました。
こんなふうに、春の気配を感じると、「今年も別れそして旅立ちの季節が来るな?」と感じるのは私だけでしょうか?
で、私の最近一番、悲しかった出来事が「信濃屋六本木店の2月末日の閉店」でした。六本木の信濃屋さん 閉店 (:_;)_d0128354_23491463.jpg
信濃屋さんはラフォンテに近い六本木通りにあった酒屋さんで、フランス風の赤く丸いテントが目印でした。(写真上)
レッスン中に信濃屋さんで手に入るお勧めワインをご紹介した事も多かったので、立ち寄った生徒さんも多いのでは?
私は週1~2回は通っていました。
(どうも、この近辺の顧客ベスト30に入っていたようです。)
お店では、天井まで積み上げられた8段の棚が壮観でした。(写真下)下段には2000~3000円前後のワインが赤・白別に売り上げ順に並んでいて週ごとに見るのが楽しみでした。ランキングではワイン市場の動向が良くわかったし、何よりとても買いやすかったのです。
他にも珍しいチーズ・食材・お菓子が置いてあって、いつも本当にお店に行くのが楽しみでした。六本木の信濃屋さん 閉店 (:_;)_d0128354_23494534.jpg

 思えば信濃屋さんが開店したのが2007年の春。この3年間、お店が主催するワイン会に何度か参加させていただきましたし、2年前にはコラボで「イタリア料理とワインの会」をラフォンテで開催しました。
以前ブログでも何度か紹介させて頂きましたが、ワインと料理を合わせて行く勉強会というよりは、食事会の様なものでした。会は各月で5回ほど続いたので参加された方は懐かしく思い出していただけるのでは!?
毎回講師で来てくださった、当時店長さんのダニエルさん、とてもお世話になりました。本当に楽しいイベントでした。他にも、いつも無理なお願いを聞いてくれた副店長の平さん、流暢な英語の元気印の佐藤さん、モルトに詳しい林さん、配達の香取君、レジの可愛い川口さん。
スタッフの方々との思い出は尽きないです。
皆さんは、お店を移られたり、フランスに勉強に行かれたりそれぞれの道を歩まれるようです。
そう、別れの季節は旅立ちの季節でもあるのですね~。
とにかく今は信濃屋六本木店の皆さんへ、「3年間たくさんの思い出をありがとう!」と申し上げたい気持ちでいっぱいです。
ただ、信濃屋さんがなくなるのではなくて新橋店と合併だそうなので、今度はバスに乗ってお買い物に行きたいと思います。
# by la-fonte | 2010-03-01 22:30 | 最近。。。

二月大歌舞伎

 先日、両親と歌舞伎座さよなら公演へ行ってきました。
午後の部で演目は1.「壺坂霊験記」2.「高杯」3.「籠釣瓶花街酔醒」でした。
特に、3は数年前私が歌舞伎を初めて見た時の演目で主役が勘三郎と玉三郎と同じキャストだったのでどうしても今の歌舞伎座でもう一度、見たかったのです。二月大歌舞伎_d0128354_22243855.jpg
最近は歌舞伎は人気があってネットがつながりづらく3枚続きのチケット、やっと取りました。
 それにしても、籠釣瓶では、相変わらず、勘三郎の鬼気迫る演技は素晴らしく、玉三郎もとても綺麗でした。花魁物は衣装が美しく、うっとり見ていました。
玉三郎ふんする八橋花魁が切られた瞬間の艶めかしさはぞ~っとしました。
終演後、両親に感想を聞くと、二人とも口をそろえて「籠釣瓶も綺麗だったけれど、壺坂の方が良かった」というのです。
「壺坂」は三津五郎と福助の二人芝居。
けっこう地味~な芝居でした。
セットもシンプルでテーマは「夫婦愛」って感じでした。盲目の夫が妻に迷惑をかけない様に、谷底に身投げをしたのを知って、妻が、後追い自殺みたいな古風なものです。
私にはピンと来ないというか・・・現代では有り得ない話?
両親に理由を聞くと、どうもこのお話は、彼らが若いころ一世を風靡した、浪花節(浪曲)、「妻は夫を労わりつ、夫は妻を慕いつつ」の一節の演目だったとの事。「良い話だよね~。」皆さん知っていましたか?
私は知りませんでした。二月大歌舞伎_d0128354_22251628.jpg両親の世代(70代です。)には、あの手のお話が美談だったのでしょうね。結局、一度は死んだ沢一お里は観音様の御慈悲で生き返り夫の目も見えるようになるんです。素晴らしい大奇跡!!そうですね、こんな風に観音様が見ていて下さるなら、私も家族愛について考え直して、親孝行しないと….。
それより、今回、歌舞伎座で食べた焼きたての「きんつば」がすご~っく美味しかったです。坂上家全員大絶賛でお土産で箱で買って帰りました。
行く方は試してみてください。
今の、歌舞伎座も4月までですね。
あと1回は行きたいところです。
とにかく親子で楽しい時間が過ごせて良かったで~す。
# by la-fonte | 2010-02-22 22:35 | 最近。。。

春を告げるヴェネツィア料理


 立春も過ぎ、暦の上では春だというのにまだ寒い日が続きますね。
イタリア人にとって春を告げる行事と言えば、そうカーニバルです。
仮装した人が街を練り歩くヴェネツィアのカーニバルはとても有名ですよね。
今年は2月6日~16日で行われているそうです。まさに今が真っ盛り!
ヴェネツィアの美しい風景に仮装にマスケラ(仮面)をした人々が映えてそれは幻想的なのでしょうね。春を告げるヴェネツィア料理_d0128354_0132093.jpgヴェネツィアには何度か行った事のあるのですが、残念ながらカーニバルの時期に当たった事がないのです。是非、一度は行ってみたいものです。
そうそう、今年は知人の濱田さん御夫妻がいらしているので、お戻りになったら御話を聞くのが楽しみです。
出発前、御縁あって今回のご旅行のお手伝いをさせて頂いたのですが、なんと濱田さん奥様は今年79歳・御主人も70代後半。仲良く元気に70代でイタリア旅行なんて素晴らしいですね~。北~南へ2週間の旅だそうですよ!
 それはそうと、先週の中級Ⅱコースのテーマはカーニバルに合わせて「春を告げるヴェネツィア料理」でした。
前菜は「ホワイトアスパラとホタテのグリル ハーブソース添え」(写真上)でした。簡単に出来るのにちょっとレストランぽいでしょ!
ホワイトアスパラはヴェネツィアの近くのバッサーノ デル グラッパが産地として有名なのですが、実は2月から4月の季節限定の野菜。日差しが強くなると栽培過程で土をかけても葉緑素が出来てしまうそうです。日本でも、この季節みかけるようになりました。
春を告げるヴェネツィア料理_d0128354_01498.jpg以前4月にヴェネツィアを訪れた時ホタテと合わたのを食べて美味しかったので再現してみました。
アスパラのほろ苦さと甘みのあるホタテがベストカップルです。アスパラは苦味が残らない様に茹で上げるのがポイントです。
パスタは「ヴェネツィア風 クロスターチェのパスタ」(写真下)。クロスターチェは甲殻類の事ですが、今回は海老と蟹の両方を合わせました。
ヴェネツィアはトマトが取れないので、お料理にもトマトを入れる事はまれです。
今回もタマネギと白ワインで仕上げて、春らしく菜の花を合わせラックペッパーで味にポイントを付けました。
そして、私がセレクトしたワインは「ピノグリージョ」しっかりとした酸味とほのかな甘みが前菜にもパスタにも素晴らしい??アビナメント(組み合わせ)だったと思います。
メインは「トレビスのスカロッピーネ」ドルチェはバレンタインに合わせて「チョコレートケーキのドージェ風」。
フルコースでヴェネツィアの春をお届け出来たと思うのですが・・・。
参加された方、お味の方はいかがでしたか?

P.S. さっそく、りかりんがブログでアップしてくだだったので、見てみてください!!
http://ameblo.jp/buonavita-licca
# by la-fonte | 2010-02-13 22:11 | お料理教室